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2020.05.11 Monday

日めくり法語カレンダー 10日

自己の現実が

苦悩のまっただなかに

いることを

わすれてはならない

【日めくり法語カレンダー10日】

 

煩悩の心というのは、我々が自分で思っているより大きいのです。

我々の心の中に煩悩があると思ったら、根本的な思い違いです。

我々が煩悩を持っているというより、煩悩という、無限のものの中に落ち込んでいるのです。

だから努力や自力ではこれを出られないのです。

煩悩が、私の中にあるイボのようなものだったら、切り取ったらそれで解決しますが、

言ってみればイボの方が私より大きいわけです。

これは気持ち悪いでしょう。

昔、デュッセルドルフの「恵光日本文化センター」というところで、何度かドイツ人に講義をしたとき、

こんなやりとりがあったのを思い出します。

ベルリンから来たギムナジウム(高等学校)の女の先生が、

「私は今まで、私というものの内に煩悩があると思っていましたが、それは根本的な思い違いでした。

今お話しを聞いたら、そうではなくて、私が煩悩の中にある、

つまり煩悩の方が私より大きいということがわかりました」と言いました。

こういうことを言った日本のお同行には、まだ会ったことがありません。

誰もが、そんなことは初めから知っているという顔をされています(笑)。

でも、知ったつもりでいるのなら、実は今も知らないのではないでしょうか。

それは、ごまかして生きているということになるのではないかと思います。

自分の考えは間違っていないと言い張るのは、まだ真実に出遇ってないということです。

                          『本当の命を生きる』大峯顕著より

 

苦悩は自分の心の中で起きる現象で

その原因がわかれば何とかなると

心の奥の方で

変な自信がはびこっています

聞いても聞いても抜けません

でも

それもひっくるめて

「苦悩のまっただなか」ですもんね。

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